山査子とは美容と健康の味方!料理に取り入れて毎日イキイキ過ごす
山査子(さんざし)とは長きに渡り漢方薬の原料として使われてきた植物の実です。ポリフェノールが豊富で、国内外問わず美容や健康意識の高い層から注目を集めています。
現在、日本で販売されている山査子は砂糖や添加物を加えた、ドリンクやスティック状のお菓子が一般的です。それらが健康に悪影響を及ぼさないか心配な方も少なくないでしょう。本記事では、山査子の効能やお手軽簡単に習慣に取り入れる方法などをご紹介します。
- ・山査子とは?健康と美容にうれしい食品のメリット
- ・極力避けたい【砂糖や添加物】入りの市販山査子
- ・もりひさ屋の山査子とは|ほかの市販品とどう違う?
- ・もりひさ屋の美容と健康に欠かせない無添加山査子をどうぞ
山査子とは?健康と美容にうれしい食品のメリット
近年、健康・美容によいと「山査子」が注目されています。主にドライフルーツとして販売されていますが、元々は生薬・漢方薬として、健胃、消化不良、下痢の緩和、産後の腰痛改善などに使われていました。
高さ約2mのバラ科の木「山査」は5月頃に白い花を咲かせ、10月頃にサクランボのような赤い実をつけ、実が食用とされます。日本に流通しているのは果実が大きい「オオミサンザシ」で、以下の成分を含んでいるのが特徴です。
- ・ケルセチン(フラボノイド)
- ・クロロゲン酸(フェノール類)
- ・ウルソール酸(トリテルペノイド)
西洋で有名な西洋サンザシと呼ばれる品種は別名「メイフラワー」と呼ばれます。一年中で最も楽しい5月に愛らしい花をつける様子から、花言葉は「希望」です。
山査子のパワーその①|トップレベルのポリフェノール含有量
山査子(乾燥・無添加)100gあたりの栄養成分は以下となります。
成分 | 含有量 |
カロリー | 342kcal |
タンパク質 | 2.3g |
脂質 | 1.6g |
炭水化物 | 79.5g |
食塩相当量 | 0.05g |
また、山査子には若々しい細胞を保ち、コレステロールを下げたり高血圧を抑えたりする作用をもつポリフェノール(カテキン)も豊富に含まれています。
山査子のパワーその②|消化不良改善効果
健胃の生薬としても使われてきた山査子は飲みすぎ食べすぎの方や消化不良でお悩みの方にも効果が期待できます。
胃もたれやお腹の張りでお困りの方は、ぜひお試しください。脂っこい食事、特に肉料理のあとに山査子を食べると胃が元気になると言われています。
漢方薬では、「加味平胃散(かみへいいさん)」や「啓脾湯(けいひとう)」に山査子が配合されています。
山査子のパワーその③|血の巡り・冷え性の改善
山査子には多くのポリフェノール(カテキン)が含まれるのは前述した通りです。
このポリフェノールには血流を良くする効果も期待できます。血液をサラサラにする作用でコレステロールを下げ、中性脂肪が血管の内側に溜まる弊害を防ぎます。そのため、血管のつまりなどで起こる血圧上昇を防ぐ効果も期待できるでしょう。
また、山査子は冷え性の改善や疲労回復、免疫力向上などの女性特有の悩みにも効能を多く発揮すると言われています。
極力避けたい【砂糖や添加物】入りの市販山査子
山査子はそのまま食べると酸味があるため、加工し、お菓子やドライフルーツとして売られているのが一般的です。
よく見かけるのがスティック状のお菓子です。果実を潰して砂糖や寒天などと混ぜ、棒状に形を整え、カットして作られます。また、蜜で煮たものを棒に刺し、りんご飴のようにした山査子も中国では一般的に見られます。
しかし、加工した山査子には酸味を抑えるために相当量の砂糖と添加物が加えられるので、注意が必要とされています。また、砂糖で固められた山査子はボロボロと崩れやすく、扱いづらいです。そのため、砂糖不使用の山査子が料理にも使いやすくおすすめといわれています。
もりひさ屋の山査子とは|ほかの市販品とどう違う?
現在、さまざまな山査子が市販されています。もりひさ屋の山査子と一般的によく見られる商品との違いは何なのでしょうか?
もりひさ屋の2種類の山査子商品、「フリーズドライの山査子」と「輪切りの乾燥山査子」をみていきましょう。
もりひさ屋の山査子は無添加!
1つ目の商品は「フリーズドライの山査子」です。ノンフライ・砂糖不使用。もちろん添加物も一切加えていません。
果実そのままの酸味を存分に楽しめ、癖になる味わいです。お湯や水に入れると爽やかなドリンクになりますが、以下のような料理にも使えます。
- ・ヨーグルト
- ・サラダ
- ・スープ
- ・パスタ
- ・シリアル
さまざまな食品と相性がよく、卜ッピングにもぴったりです。水分を含むとプルプルとした食感になり、ほかの食材の味を邪魔しません。
料理やお菓子作りに使いやすい
2つ目の商品は「輪切りの乾燥山査子」です。「フリーズドライの山査子」同様、砂糖も添加物も一切使っていません。
カップに山査子とお湯を注ぐだけで山査子茶として、焼酎に加えると山査子の果実酒として楽しめます。ドリンクを飲んだあとの山査子は、サラダなどに散らして食べても美味しいです。
山査子はお菓子作りの材料としても重宝されます。パウンドケーキの生地に混ぜ込んで焼くと、一味違うフルーツケーキとして楽しめます。チョコレートなど濃い味の食べ物にも合うので、ぜひお試しください。
山査子ドリンクをつくってみよう!
山査子を日常に取り入れるなら、山査子ドリンクはいかがでしょうか?
山査子を入れた容器にお水を注いでおくだけで、お手軽簡単に薬膳ドリンクができあがります。容器を水筒にすれば、持ち歩きができてさらに便利です。
山査子を煮出し、クエン酸と砂糖を加えてジュースにしてもいいでしょう。砂糖だけを加えるとシロップになります。保存の効く山査子シロップを常備して、アルコールやソーダ割りなどでもお楽しみください。
もりひさ屋の美容と健康に欠かせない無添加山査子をどうぞ
無添加で砂糖不使用の山査子は市販ではなかなか見つかりにくいものです。
もりひさ屋では、種を抜いてフリーズドライした商品と、輪切りにして乾燥させた商品の2種類の山査子を販売しています。美容と健康の味方「山査子」を取り入れて、毎日をイキイキと過ごしましょう。
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